忘れないようにメモ
位相、正位相、逆位相について
位相
位相(いそう、英語: phase)は、波動などの周期的な現象において、 ひとつの周期中の位置を示す無次元量で、通常は角度(単位は「度」または「ラジアン」)で表される。
正位相
ある位相において2つの波形が同じ形
逆位相
ある位相において2つの波形が180度ずれている
バンドアンサンブルにおける正位相と逆位相
バスドラムが出す波形と同じ波形なら正位相と定義する。
ギター、ベースなどの全ての楽器がバスドラムの出す波形に対して正位相なら、互いに打ち消し合うことは無い。
反対に、全ての楽器がバスドラムの出す波形に対して逆位相なら、バスドラムが鳴るタイミングで互いに打ち消し合って音が消える。
インピーダンスについて
例えば、エフェクターなどの音響機器へ10Wの電力を送る際、100V、0.1A で送るのか、10V、1A で送るのか。
どちらの方法でも10Wの電力を供給できる。
電圧が高いほど伝送の際のロスが少なくなり、効率的に電力を送ることができる。 しかし、電圧が高くなると、インピーダンスも高くなり、ノイズを拾いやすくなる。
10W の電力を 100V の電圧、0.1A の電流で送る場合
100V * 0.1A = 10W
インピーダンスは、
100V / 0.1A = 1000Ω
10W の電力を 10V の電圧、 1A の電流で送る場合
10V * 1A = 10W
インピーダンスは、
10V / 1A = 10Ω
ロー出しハイ受け
エフェクターなどの音響機器は基本的に、入力にハイインピーダンスを期待していて、出力はローインピーダンスとなる。
エフェクターを直列でつなぐと音痩せするのは、インピーダンスミスマッチが発生しているから。
(参考)
http://poem.kagebo-shi.com/audio1/a01.html
http://www.kougakutosho.co.jp/column/column_3.htm
http://www.evaemis.com/product45.html
http://info.shimamura.co.jp/digital/knowledge/2014/01/16805
http://www.ceres.dti.ne.jp/~warnerg/SHOBI/TOSS/09/imp.htm