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日々のログ

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

すごいH本 part100

ある男の物語

すごいH本 part99

Zipper Haskellで木構造の要素を変更したい場合、ルート要素から指定の要素が見つかるまで探索が必要になる。 また、前回更新した要素の近くの要素を更新したい場合などでもルートから探す必要がある。 これは効率が悪い。 そこでZipperを使ってデータ構造の…

すごいH本 part98

モナドを作る モナドは作りたいと思って作るものではない。 ある問題の側面をモデル化した型を作り、 後からその型が文脈付きの値を表現していてモナドのように振る舞うとわかった場合に、 Monadインスタンスを与える場合が多い。 リスト [3,5,9] を、整数3,…

すごいH本 part97

安全な逆ポーランド記法電卓をつくる 前に作ったRPN電卓にエラー機能をつける。 import Control.Monad solveRPN :: String -> Maybe Double solveRPN st = do [result] <- foldM foldingFunction [] $ words st return result foldingFunction :: [Double] -…

すごいH本 part96

便利なモナディック関数 モナドを扱う関数はモナディック関数と呼ばれる。 liftM 関数とモナド値をとって、関数でモナド値を写してくれる。 fmapっぽい。 liftM :: Monad m => (a1 -> r) -> m a1 -> m r fmap の型 fmap :: Functor f => (a -> b) -> f a -> …

すごいH本 part95

Eitherモナド Maybeモナドは値に失敗するかもしれないという文脈をつけられる。 Eitherモナドも失敗の文脈を扱える。しかも、失敗に値を付加できるので失敗の説明ができたりする。 Either e a は、Right値であれば正解や計算の成功、Left値であれば失敗を表…

すごいH本 part94

計算の状態 状態を扱うためにHaskellにはStateモナドが用意されている。 状態付きの計算 状態付きの計算とは、ある状態を取って、更新された状態と一緒に計算結果を返す関数として表現できる。 s -> (a, s) s は状態の型で、 a は状態付き計算の結果。 この…

すごいH本 part93

Reader 関数の型 (->) r はファンクターであり、アプリカティブファンクターであるばかりでなく、モナドでもある。 関数にとっての文脈とは、値がまだ手元になく、値がほしければその関数を別の何かに適用しないといけない。 というもの。 instance Monad ((…

pg_restore 時に unsupported version (1.13) in file header エラーが出る

postgresql-client のバージョンを上げる必要がある PostgreSQL: Linux downloads (Ubuntu) (参考) Why am I getting pg_restore: [archiver] unsupported version (1.13) in file header error with pg_restore? - Heroku Help

すごいH本 part92

プログラムにログを追加する ユークリッド互除法。2つの数を取り、最大公約数を求めるアルゴリズム。 gcd関数を自前で作る gcd' :: Int -> Int -> Int gcd' a b | b == 0 = a | otherwise = gcd' b (a `mod` b) 実行 *Main> gcd' 8 3 1 8 と 3 の最大公約数…

すごいH本 part91

Writer Writerモナドはもう1つの値がくっついた値を表し、付加された値はログのように振る舞う。 Writerモナドを使うと、一連の計算を行っている間全てのログが単一のログ値にまとめて記録されることを保証できる。 盗賊団の人数をとり、それが大きな盗賊団…